女流義太夫の鶴澤津賀花が2月22、23日に古民家で娘義太夫
2025.01.08
邦楽
鶴澤 津賀花
女流義太夫の三味線弾き鶴澤津賀花が2月22、23日の両日、午後二時から、神奈川県横須賀市汐入町の古民家で「古民家で娘義太夫vol3問室」を開く。女流義太夫をもっと身近にと開催するもので、2023年5月の初回以来、三回目。
初日は午後二時から義太夫の名作のさわり集、二日目は午前十時半からワークショップ、そして午後二時からさわり集というプログラムで、三味線はもちろん、津賀花で、太夫は竹本京之助。さわり集では「傾城阿波の鳴門」や「壺阪霊験記」などが披露される予定だ。
今年は明治20年に突如現れ、娘義太夫ブームを起こした竹本綾之助の生誕150年に当たることもあり、津賀花は「皆さんには是非さわり集やワークショップに来ていただいて義太夫の魅力の一端を知って頂きたい。合間にはお話も入ります」と一段と力が入る。