9月30日浅草公会堂で「江戸端唄祭」開催

2024.09.07

邦楽

﨑 秀五郎

   民謡、端唄の﨑秀五郎が主催する「江戸端唄祭」が9月30日午前11時から、東京・浅草公会堂第二集会室で開かれる。、過去五回は勉強会の体裁を取っていたが、今回からは、より端唄を発展させ、みんなが自立して活動できるようにと、名称を改めた。

   六回目となる端唄の会は約50番。特別ゲストに筝曲家山野安珠美を迎えるほか、三花街の綺麗どころや新派などの俳優らが出演し、一段と華やかさを増した内容になりそうだ。具体的には、綺麗どころは、お座敷遊びで使う端唄を、俳優さんらは「浮世の華」と題して、芝居仕立てでセリフやいろいろな役どころを演じるなどエンターテインメント性の高い端唄の会にもなりそうだ。

   﨑は「会の目標は皆さんのレベルアップですが、一番は出演者に楽しんで頂くこと。もともと端唄は庶民の音楽なので、いろいろな角度でその魅力を表現して頂ければ楽しい会になると思います」と話している。

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著者情報 / Author info

真壁聖一 Makabe Seiichi

1946年 宮城県仙台市生まれ。東北福祉大学卒業。中日新聞東京本社(東京新聞)で、一般芸能、伝統芸能を担当する。2017年3月退社後、フリージャーナリストへ。舞踊批評家協会員。