12月4日に川崎市で咲貴会開催

2024.11.23

日本舞踊

咲貴 晴若

   首都圏を中心に幅広い活躍をしている日本舞踊家の咲貴晴若(咲貴流家元)が主催する舞踊会「咲貴会」と「晴涼会」の合同公演が12月4日午前10時半から、神奈川県川崎市の川崎市産業振興会館で開かれる。

   本来、「咲貴会」は二年に一度、「晴涼会」は毎年の開催だったが、会場の都合で初の合同公演になった。それだけに出演者も首都圏からの各流派の家元らが多数出演する豪華で華やかなものになった。

   公演は五部構成。第一部咲貴会、第二部晴涼会、第三部咲貴会、第四部晴涼会、フィナーレが「咲貴流絵巻」という展開だ。咲貴家元は序開きで新たに降りつけた舞踊小曲「千歳の寿ー新北洲=」を披露するほか、第三部では創作曲「雪の大和路-梅川忠兵衛ー」を新名取と、フィナーレでも歌謡曲「恋暦」や「胡蝶之夢」を踊るなど八面六臂の活躍だ。

   咲貴家元は「内容はバラエティーに富んでいてワクワクする内容になっています。ぜひ多くの皆さんに見て頂きたい」と胸をふくらませている。

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著者情報 / Author info

真壁聖一 Makabe Seiichi

1946年 宮城県仙台市生まれ。東北福祉大学卒業。中日新聞東京本社(東京新聞)で、一般芸能、伝統芸能を担当する。2017年3月退社後、フリージャーナリストへ。舞踊批評家協会員。