高橋翠秋が10月26日に胡弓の栞

2024.10.07

邦楽

高橋 翠秋

   胡弓演奏の第一人者高橋翠秋が十月二十六日午後二時から、東京・紀尾井小ホールで「高橋翠秋・胡弓の栞~胡弓の誘い~」を開く。毎秋恒例の演奏会で、今回は創作曲を含め全四曲を披露する。

   演奏するのは、比較的披露されるのが珍しい「みだれ」(独奏)、可愛い小狐をテーマにした創作曲「小狐」(独奏)、胡弓の代表曲の地歌「ゆき」(歌・三弦富山清仁、歌・胡弓高橋翠秋)、胡弓で綴る「百人一首~秋を謳う~」(語り平山八重、胡弓高橋翠秋)。「百人一首」は、時代背景より、秋をイメージしたもので、目下鋭意作曲中だという。

   高橋は「胡弓の楽器としての可能性を追求していく内にバラエティーに富んだ構成になりました。胡弓の持つ情緒などの魅力から先に一歩踏み出せたらなと思っています」と抱負を語っている。

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著者情報 / Author info

真壁聖一 Makabe Seiichi

1946年 宮城県仙台市生まれ。東北福祉大学卒業。中日新聞東京本社(東京新聞)で、一般芸能、伝統芸能を担当する。2017年3月退社後、フリージャーナリストへ。舞踊批評家協会員。