東京新聞「女流名家舞踊大会」成功裏に閉幕
2026.03.07
邦楽
宗山流胡蝶
終戦翌年の1946年(昭和21年)にスタートした東京新聞主催の舞踊会「女流名家舞踊大会」が2月11日、東京・浅草公会堂で開催された第100回大会を最後に歴史の幕を閉じた。多くの女流舞踊家を輩出した由緒ある舞踊会で、会場からは「歴史ある女流舞踊会が無くなるのは寂しい」と惜しむ声も聞かれた。
ラストの舞踊大会には十三流派から総勢二十五人の女流舞踊家が集まり、20回出演の坂東雅の表彰の後、若柳吉三次の長唄「富士」から宗山流胡蝶の大和楽「鐘」までお二十四番が披露された。会場は「女流名家舞踊大会の終わりを見届けたい」という舞踊ファンで一、二階席まで超満員の盛況。西川喜ぶ之華の長唄「春興鏡獅子」などに拍手と歓声を送っていた。
東京新聞事業部によると、「女流名家舞踊大会」は名称こそなくなるが、今後は同社が秋に開催している「推薦名流舞踊大会」と合体する形で、女流舞踊家の踊りを展開していくという。
