第55回舞踊批評家協会賞決まる

2025.05.07

日本舞踊

尾上 紫(左)、花柳 基紫瑞、尾上 菊見(右)

   舞踊批評家協会が2024年度に活躍した舞踊家に贈る舞踊批評家協会賞が、このほど発表された。この内、邦舞部門では大賞に尾上紫、新人賞に花柳基紫瑞、特別賞には尾上菊見が選出された。

   受賞理由は大賞の尾上紫は七回のリサイタルで「熊野」と「娘道成寺」の二演目を巧緻繊細に洗練度高く造詣、その卓越した表現力にたいして。

   新人賞の花柳基紫瑞は各流派新春舞踊大会で清元「北洲」に挑戦し、吉原の風情と多彩な人物像を巧みに踊り分けたことに対して。

   特別賞の尾上菊見は「卒寿踊り納めの会」で勤めた「斧琴草」の円熟の芸とこれまでの功績に対して。それぞれ贈られた。

   表彰式は五月三十一日午前十一時から、東京・内幸町の日本プレスセンターホールで行われる。

著者情報 / Author info

真壁聖一 Makabe Seiichi

1946年 宮城県仙台市生まれ。東北福祉大学卒業。中日新聞東京本社(東京新聞)で、一般芸能、伝統芸能を担当する。2017年3月退社後、フリージャーナリストへ。舞踊批評家協会員。