長唄「小留実の会」大盛況

2025.05.07

邦楽

小留実会と吉住小留実(右)

   長唄三味線方の吉住小留実が主宰する長唄の勉強会「小留実の会」が四月二十九日、東京・世田谷区の世田谷ガヤガヤ館で開かれ、ちびっ子から大人まで幅広いメンバーがこれまで勉強を続けて来た長唄の名曲の数々を披露した。

   同会はこれまで春の早い時期に開いていたが、今回は会場の工事の関係などがあり、時期が後にずれ陽春での開催となった。

   特に今回はプロの唄と三味線演奏をも観客に聞いて頂きたいとの狙いから吉住小代英、吉住小十信、吉住小代菊、吉住小十秀の四人関係者を招き、一段と熱の入った勉強会となった。

   序開きはプロの唄方や三味線方による「雛鶴三番叟」で、次いで小学生らが、それぞれ「末広狩」、「小鍛冶」などを、大人は「汐汲」や「老松」などを自慢ののどや三味線で披露し、ラストは先生方による「松の緑」で締めくくった。

   小留実は「皆さん良く勉強されました」とご満悦だった。

著者情報 / Author info

真壁聖一 Makabe Seiichi

1946年 宮城県仙台市生まれ。東北福祉大学卒業。中日新聞東京本社(東京新聞)で、一般芸能、伝統芸能を担当する。2017年3月退社後、フリージャーナリストへ。舞踊批評家協会員。