2月11日に「女流名家舞踊大会」開催
2026.02.07
日本舞踊
女流名家舞踊大会
トップクラスの女性舞踊家が一堂に集う、東京新聞主催の「女流名家舞踊大会」が2月⒒日午前⒒時から、東京・浅草公会堂で開催される第100回記念大会を最後に幕を閉じることが明らかになった。理由は明確にされていないが、この背景には舞踊愛好者の減少や固定化した出演者の顔ぶれなどが要因としてささやかれている。
同社は昨年新舞踊の祭典「名流祭」にピリオドを打っており、これで残された主催舞踊会は「推薦名流舞踊大会」だけとなった。
「女流名家舞踊大会」は戦後間もない昭和21年に日比谷公会堂でスタートし、娯楽に乏しかった人々の大きな関心を集めた。当時は出演するにも厳重な審査があり、舞踊家も舞台に上がることができるだけで大きな喜びだったという。出演者の中からは花柳千代、花柳寿恵幸らの著名な舞踊家が飛躍していった。
ラストの公演は13流派24演目、25人が出演し、華やかさに一段と彩を添える。昼の部と夜の部の二部構成で、昼の部は若柳吉三次の長唄「富士」から松本幸龍の大和楽「おせん」までの14番。夜の部が寿柳眞理子の清元「北洲」から宗山流胡蝶の大和楽「鐘」までの10番。これまでになく充実した顔ぶれだ。
舞踊会をリードしてきた「女流名家舞踊大会」が無くなるのは寂しい限りだが、同社では今後、「推薦名流舞踊大会」に「女流名家舞踊大会」の出演者を加えるなど様々なプランが模索されているという。
