9月13日に銀座の観世能楽堂で二人会

2025.09.07

日本舞踊

藤間恵都子(左)と花柳基

   花柳基、藤間恵都子という日本舞踊界の実力派が実験的な舞踊に挑む「二人会」が9月13日午後4時から、東京・銀座の観世能楽堂で開かれる。一昨年に続く二回目の催し。

   今回は狂言を題材に取った踊り、二題で舞踊ファンの反応を問う。

   披露するのは長唄「木六駄」と常磐津「子宝三番叟」。「木六駄」では基が太郎冠者を、「子宝三番叟」では恵都子がそれぞれ太郎冠者を演じるというユニークな趣向だ。二人は「二題を通して男女のほっこりした愛のようなものを描ければ」と意気込みを語る。

   二人ともほぼ素踊りに近い形だが、注目されるのは恵都子の扮装。女性の素踊りと言うと、いわゆる半素が定番だが、今回は何と地頭で挑戦するという。「実験的だが批判はしっかりと受け止めたい」と言い切る。

   ファンの反応次第では、舞踊界に新たな一石を投じる舞踊になるかも知れない。

   二人は「是非多くの人に見て欲しい」と話している。

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著者情報 / Author info

真壁聖一 Makabe Seiichi

1946年 宮城県仙台市生まれ。東北福祉大学卒業。中日新聞東京本社(東京新聞)で、一般芸能、伝統芸能を担当する。2017年3月退社後、フリージャーナリストへ。舞踊批評家協会員。