第2回「直三の会」が5月5日に東京・東池袋で
2019.04.22
日本舞踊
藤間直三
若手日本舞踊家の藤間直三が5月5日午後5時から、東京・東池袋のあうるすぽっとで「直三の会」を開く。同会は平成27年以来4年ぶり2回目。久々の舞踊会について直三は「勉強する機会が多くなってやってみようという気持ちが高まった」と説明している。
披露するのは直三の師匠が得意にしていた常磐津「千代の友鶴」、新作長唄「切るなの根」、清元「喜撰」の3作品。「千代の友鶴」は広尾の四季を描く作品で洒落た振付が好きで選んだ。素踊りで見せる。「「切るなの松」は直三の三味線の師匠でもある東音山口聡の作曲で黄表紙「莫切自根金生木（きるなのねからかねのなるき）」に取材した作品。直三が振付て踊るのは花柳寿々彦と花柳基はるなだ。「喜撰」は喜撰法師と茶汲み女お梶のコミック風の踊りで直三はお梶の中村梅を相手に直三が喜撰を演じる。
直三は「どの演目もそれぞれに魅力ある作品だけに楽しんでいただけるように頑張ります」と意慾を見せている。
【問い合わせ】03-3941-0872
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